Shiori
ピラティスストーリー

きっかけ

「本当よく食べるね」

と小さな頃から言われて食べるの大好き人間でした。ただ「食べても太らない」という羨ましい体質ではないため、話題のエクササイズやヨガ、あらゆる運動を試してきました。

ただすぐ飽きるわ、必ず腰痛になるわで、どれも続かず…

「痩せる運動」を探していた当時高校生の頃、図書館で見つけたピラティスの本。

「なんだろこれ?1回だけやってみるか」と、半信半疑の中、本をみながら動いてみると、ドはまり。まったく腰痛もでずに「ピラティスっておもしろ~。」と言いながら、

そんなに有名ではなかったピラティスを毎日部屋でひっそりとやっていました。

ピラティスを深めにニューヨークへ一人旅

 

社会人になっても、家でひっそりピラティスはずっと続き、

「もっと本格的にやってみたい!」と1か月以上本場であるニューヨークへ。

 

 この思い切って臨んだ一人旅で、ピラティスが今まで‘‘家でやっていたもの‘‘から‘‘たまらなく好きなもの‘‘に変わりました。とはいっても初めはしんどいものでした。レッスンは英語でついていくのに必死だし、思ったよりハード。夜NYの外を眺めながら、なぜ私は毎日レッスンをこんなに受けてるんだろうと泣く日もありました。

 しかし体の様子が変わったのです。自分でもわかるくらい足が細くなり、ずっとノースリーブでした。そして何より痛みがないのです。レッスン後は毎回体が軽くなりました。ニューヨークのピラティススタジオに来るお客さんは、60代以降や男性など幅広く、みんな楽しそうでした。

 

 この時、そもそもピラティスはリハビリからスタートした運動と知ります。

 

そこから体を痛めている方や、運動をしたいけどできない・続かない方へ「ピラティス」という、

いい方法があることを伝えたい!と決めました。

 

 

今思うと人生でいい選択をしました。

 

自分の興味でもぐりこんだこの時の知識や経験は、今ではかけがえのないものとなっています。

 

 

 

 

(NY写真当時24歳)

さぁ、届けよう!


そこからインストラクターの資格をとり、ピラティススタジオで数か所レッスンを担当。実績を積み上げ、やがて夫とお店を立ち上げます。オープンしてから今も多くの方がリピーターです。

 

太りやすく、痛みやすい私の体は変えられました。

 

それは、大好きな運動を見つけられたからです。

 

そしてどうやら私は、人にピラティスを伝えることが

大好きなようです。

 

 

もしまだ好きな運動が見つかっていないなら、探してみるといいです。

恋愛と一緒で見つかったらすぐにピンっときます。

素晴らしい人間関係と一緒で

歳を重ねるごとに良くなっていくものです。

 

ニューヨークに行った時、コンプレックスだらけだった私に先生から

『コンプレックスの部分こそ、自分の体を愛して』

と言われました。その言葉があったから自分の体に向き合えました。

 

体について悩んでいる方、今新たに踏み出そうとする方、

自分の体を愛してほしい。そう願っています。